GPX750R 

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輸出カム用キャブ調整
輸出用カムを付けたところ3000rpm以下が濃すぎてドン付き状態で
アクセルを開けても全く加速しないわ
3000rpmでいきなり加速し始めるわで
海外向けニードルと
ジェットホルダーを手に入れて
キャブをいじることにしました。(8/10)
終了(9/01)
手に入れたのは 
16009-1339  ジェットニードル   @1120X4  \4480 
13091-1347  ニードルホルダー   @860X4  \3440 
GPXO.C.ホームページを活用させていただきました。ありがとうございました。
ジェットはN53Iという番号でした。 
国内と比較するとテーパーが全く違いました。先端をずいぶん細くしています。
ジェットホルダーはエアの穴の数が違っていました。
今回表のように変えて、奥多摩のダムまで走ってみました。 
MJを下げたのはニードルのテーパーがついていたので、濃くなってしまうかもということで変更しています。 
全閉時のニードルの直径が同じだったので、下を薄くするために戻し回転を2.0にしています。 
結果としては合格点でしょう。 
カムを交換してからひどかった3000rpm以下がちゃんと使えるようになりました。 
ただ余りに急なスロットルオープンには対応しきれていませんけど。 
4000rpm位からのワイドオープンは今までどおりでした。 
付が非常によいので、2000rpmスロットルオフからちょいと開けると加速し始めてしまい、コーナー飛び出しそうになりました。3000-4000rpm回っていた方が乗りやすいと感じます。 
高速でどうかとかは今後みていきます
MJ JN SJ 戻し回転数 ジェットワッシャ ピストン穴4mm 
CB加工 
ノロジーもどき 
遅角5度
2002/03/21 #130 N31L #35 2.25(1.75)
2002/07/06 #120 N53I #35 2.0(1.75) ×
うちのGPX750Rのクリーナーボックスはご覧のようにボックスカバーに大穴を開けてあります。 
この状態で上のセッテイングをしていました。 
奥多摩までのツーリングを思い返してみるとある時2500rpm位から開け始めると回転が上がらない状態ってのがありました。この原因探しにボックスふたにタオルをおいて、吸気流量を少なくして、濃い目の状態と、ボックスふたを取り外して、薄めの状態を作って阿須運動公園まで走ってみました。
まずはノーマルで走って暖気をした後タオルをおいてチェック。 
とまった場所は八高線の弧線橋直前、いきなり上りでいきなり回転上がらず。これではもうだめとあっという間に濃い方にはNGを出しました。
次はボックスふたを外して走ってみます。問題無し。差が分かりません。と、徐行からカーブでの立ち上がりに息継ぎがありました。直線で低回転からスロットルをひねっても同じ状態にはなりません。ふーん、コーナーGで負圧ピストンが上がってない?
左が#1右が#4 
#1はずっとくすぶりぎみの方ですが、いい焼けです。 
#4はちょっと電極が白っぽくなっています。 
コーナー中スロットルオフから開け始めで場合によって反応しない状態の時、薄くするためにエアクリーナふたを取ってしまった状態でしたので、またふたを戻しておきます。
2年前にキャブのピストンと、バネの寸法を測っていたのがこれ 
材質  SUS 
 外径      14.6mm 
 素線径     0.5mm 
 有効巻数  12.5巻 
 座巻     各1巻 
 自由長   102mm 
 取付高さ  70mm 
 荷重      90gf 
 ピストンの重量は50gf 

を参考に低開度でピストンが上がりやすくするためにバネを加工します。 
計算するのにちょっとディメンションをいじって数値あわせ(^^) 
材質  SWP-B 
 外径         14.3mm 
 素線径       0.55mm 
 有効巻数     12.5巻 
 座巻          各1巻 
 自由長        102mm 
 取付高さ       70mm 
 圧縮           32mm 
 取り付け荷重   90gf 
 バネ定数  90gf/32mm=2.8125gf/mm

このバネを取り付け状態(全閉時)に荷重を2割減らしてみます 
ピストンの重量が50gf、取付バネ荷重が90gfですので合計140gf 
その2割おおよそ30gfをバネ荷重から引いて新しいバネ荷重が60gfとなるようにバネの有効巻数と自由長を決めてしまいます 
といって素人がすることですので、バネの巻きなおしができるわけではないので、今のバネをきることで対応させます。 
ですので一巻を切ると102/12.5=8.16mm自由長が減ることになります。これを基準に繰り返し数値を求めて、近似寸法を出していきます。 
材質  SWP-B 
 外径         14.3mm 
 素線径       0.55mm 
 有効巻数    10.85巻  -1.65巻 
 座巻          各1巻 
 自由長       88.5mm  -13.5mm 
 取付高さ       70mm 
 圧縮         18.5mm  -13.5mm 
 取り付け荷重   60gf 
 バネ定数  60gf/18.5mm=3.2432gf/mm 
バネ定数は巻数を減らしているので大きくなっています 
つまりいつかノーマル品を追い越す開度が発生するということですね。 
ということでいつ同じ荷重になるかというと 
P(ノーマル)=2.8125xL+90 
P(ショート)=3.2432xL+60 
のLが同じ長さになるときですから 
3.2432xL+60=2.8125xL+90 
0.4307L=30 
L=69.65mm 
ってことで、全開状態でも追越す事は無い事がわかります。 
じゃ切ってしまいましょう。 
有効巻数を1.65巻減らすわけですから座巻分1巻きと、あと半巻ちょい切り落とします。 
その後座巻分の1巻をラジペンでうまく作ります。 
自由長が90mm弱になるよう調整。 
カットした方をピストン側にして、バネホルダにしっくりするよう端部を内曲げしました。 

4本とも同様に切って長さあわせをして、出来上がりです。 

結果、バネをいじっただけではまだ足りないみたい。ほんとにきもち、気分的に(^^;よくなった気がしますけどなくなりませんでした。 
1000rpmから2000rpmの間のトルクは太ったみたいです。 
ばね定数が相対的に立ってきていますので、開度が大きい方はそれほど影響はないはず。 
つづく 
ことになってしもうた。(泣)

プラグを確認してもすすがほんのり付いているだけなんですけど。とりあえずパイロットを2.0から1.75回転戻しにします。
キャブを外すにはカウルを外さなくても大丈夫。パイロットをいじるだけですので、ケーブル外しもスターターケーブルだけ。イグニッションコイルをずらして、キャブを途中までひきぬいて調整して戻します。 
変化したかというとしたけど乗りやすくなったかというとそんなことはない。やっぱり全部消すことはできなかった様。逆にスロットル閉のトルクが減ってしまった。乗り方が、今の状態に慣れてしまったのか気にならなくなってしまい違和感なし。まあいいんじゃないのこの辺で(^^;

 
MJ JN SJ 戻し回転数 ジェットワッシャ ピストン穴4mm 
CB加工 
ノロジーもどき 
遅角5度
2002/07/06 #120 N53I #35 1.75 ×
上の設定の時のプラグの色味。
#1が濃く見えていますが、写真ほど変な色ではありませんでした。



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