GPX750R 

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前後サスイニシャル調整
ちょっと攻撃的に見せたいがための
遊びです


GPX750Rのキャスター角は27度です。この角度を変化させるためにはイニシャルをいじるのが一番簡単(^^)
まず後ろの1G’の寸法を計ります。リヤアクスル上で体重を乗っけながらストライプの下までの寸法を測定しておきます。おおよそ67cm。(写真は後で取ったもの)
リヤイニシャル調整はノーマルショックでしたら右サイドカバー裏にリヤサスペンションに空気を入れるバルブがあるのでここからポンプで空気を送り込みます。ただこのバルブが曲者で、首長さが短くてうちにあるコンプレッサーの空気入れ、足踏み式、ライコランドで買った手押し式、どれを使ってもバルブ中心のピンを押せませんでした。で、ピンを押すものを作りました。っていっても作ったのはゴムシートから切り出した3mmくらいの大きさのもの。このポンプのメーターの上においてあるのですがわかります?
このごみをポンプの接続部に入れればOK。しっかり空気を入れられるようになりました。
ただフットポンプのメーター誤差はすごいものがあるので先に校正しておきました。
うちのはタイヤの空気圧2.4kgのとき指示は2.0kgをさしていますのでGPXのリヤ空気圧の最大値である1.5kgの場合1.3kgとなります。
入れたあとのリヤ寸法は68.5cm(写真は後から取ったもの)
フロントはイニシャルアジャスターで調整します。突き出しをいじってもいいことでフロントストロークのどこを使うかだけの差なので、ツーリングで使う程度でしたらどっちでも同じってことで簡単に戻せる方で調整しておきます。
少し見にくいのですが、始めが一番上のケガキ線まで7mmを
17mmまで変更できました。 
前10mm落とし、後ろ15mm上げです。
リヤタイヤはノーマル半径より5mm低いので、標準高さと比べると10mm上がっているはずです。
ホイールベースは1460mm

tan-1(20/1460)=0.78度
まあこんだけやってやっと1度弱キャスターが立って26度になりました。
うちからそろそろ押して道路へ出します。なんか安定しない気が。
そうっと新青梅を車の後について車体を振ったりブレーキかけたりレーンチェンジしたりしてみても違和感ありません。16号を北上高速カーブマンシュー左鋭角右交差点から立ち上がってクランク上り左右カーブをぬけてブレーキング90度右へ入りストレート(全て街中走行レベルですので(^^;)
そんなに差がないというかわからない。少し前にフロントだけ3mmほど下げたときに車体が主張したときほどの差もない。なんか拍子抜けしました。
影響がないのは幅の狭いタイヤにしているからなのでしょうか
でも前いじったときはちゃんとわかったし。
バランスが取れるところっていろんな所にあるんですね。



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