GPX750R 

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リヤサスペンションメンテ
リヤフレームを外したついでってことで、
リヤサスのメンテをしてしまいました
基本は油落とし、
グリースアップワックスがけ
です。


Rブレーキをまず分離します。 
フルードを入れ替えたりするのがいやなので、マスターをうまくスイングアームとホイールの間を通して取り外し。 
トルクロッドも車体側ブレーキ側とも外してしまいます。 
アクスルナット、サスペンションリンクのナット3個所、ショックのナットをゆるめておきます。3年前にもリヤはメンテしていたので、ほぼナットをラチェットでゆるめるだけで外せましたが、もしいっぺんも外したことがない場合メガネの端をゴムハンマーで叩くとか延長したりしないと難しいでしょう。
スイングアームのナットとボルトの頭は両方とも対角22mmです。頭はもぐっているのでメガネは不可。回ってしまうとちと面倒なことになります。ここも緩めておきましょう。
ジャッキを2個当ててリヤタイヤを浮かしてから、チェーンアジャスターを緩めて、チェーンをスプロケットから外してシャフトをぬいてリヤホイールを外してしまいます。 
このチェーン、クリップタイプなので、チェーンもメンテしたかったのですが、コマを外そうとマイナスを突っ込んだりしたのですが、びくともしなくなってしまっていました。しょうがないので新聞紙で丸めて、荷物用ゴムバンドで車体に固定しておきました。
リンクの本体側回転軸が、ジャッキにあたってぬけなくなってしまうので注意。 
ノーマルのマフラーだと大変そうですね。 
リンクを外して、減衰調節レバーをうまくスイングアームをくぐらせながらダンパーを下へ抜きます。
ステップベースも外して、ばらしてグリースアップ。
前回オイルシールは全て交換グリースアップ済みなので、今回はオイルシールのリップへシリコングリースを塗っておくことにします。オイルシールのリップはY字型をしていてVの所が軸に接触する構造です。このVのあいだにグリースを入れて摺動をよくしようということです。
オイルシールが設けられているところは全てやっておきました。
トルクロッドは車体側はOリングに滑り軸受です。
キャリパホルダーも磨いて、オイルシールメンテ。
スイングアームとロッドのメンテ前と
アームはマジックリンで油落としの後、ワックスがけ。
メンテ後
ついでにエンジンのお尻も塗装はがし剤とパーツクリーナーをつかって掃除。
エンジンになぞの文字が
前にもオイル分は取り除いたりダイキャストのところは磨いていたのでそれほどの苦労はありません 
バッテリー下受けのフレームは塗装がはげていたので、サビチェンジャーを塗っておきました。
戻し作業の始めはショックから。車体側のボルトを通しておいて、ナットを手締めしておきます。ボルト14mm、ナット19mm 
それとリンクの車体側ボルトは正規トルクの6kgで固定。ボルト17mm、ナット19mm
リンクロッド車体側もここでつけてしまいましょう。右側がナットで、車体フレームと取り付け板金とに囲まれていて、非常にやりづらいです。 
ロッドの上下は間違えないように。前回も今回もマチガエマシタ(^^;
スイングアームの取り付け。 
ショックをくぐらす用に通していきます。ショックは後の方がいいみたいでした。シャフトを通すのにも一苦労なかなかうまく芯がでません。カラーにあたってカラーがずれてしまうし、一汗かきました。 
ボルトもナットも対角22mmですのでコマが2ついります。右側はシャフトの頭。回りとめにフォークに使うSSTを使いました。
トルクは9kg。
でも私は大体90パーセントくらいにしていますけど。
各リンクのボルトを通して、既定値で締め付けておしまい
ホイールとチェーンスプロケットもお掃除



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