GPX750R 

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シート張り替え
新ぬりぬりに続いてシートの色を変えます。


 貼りかえるのはGPXを買ったときについていたのです。ももの所を削って足つきを良くしてあります。 
パッセンジャーバンドを外さなければなりません。固定はM5ネジと裏板金に溶接ナットなのですが,ネジ部をつぶして外れない様にしてあるので,そのつぶしてあるネジ部をやすりで,山を落しておいてからねじを回しました。 
バンドをつけるかどうかは現在考え中です。とりあえずはバンド無しで今風にします。
古いシートを針を一本づつ抜いて外していきますが,針は取っておいて再利用します。この時磁石につけておくと針がなくならないで便利です。
全部むき終わったウレタンだけの状態です。ついでなので、ももの部分をやすりで少し再整形しておきました。あとタンクのところが割れているのでコーキング剤を使って直しておきます。(ここまで2hr)
買ってきたのはこれ。ドイトで椅子の張替用として売っていたレザーシート\1280です。 
4色あったのですが,茶色が2種類黒が1種類そしてこれがNo.3グレーブルーでした。 
厚みもあるのでたぶん大丈夫でしょう。 
いっしょにタッカーを買いなおそうか悩んだのですが,やっぱりやめました。今までのホビー用タッカーは針が弱くて,への字に曲がってしまって最後まで行かなかったのです。そこは今回ベースをドライヤーで暖めながらやらかくして打ってみます。それでもだめな時は前回の様にプライヤーとかを使ってハンドタッカーとします。
外し終わったシートを型紙にして外形を新しいシートにクレヨンでトレースします。もとのシートはシートベース裏側へ10mmほど入ったところから先に又少し固めのシートを縁取りしてあって外形は3次元化しているので,まず縁無しシート寸法で縦と横の最大寸法を取っておいてからコーナー部とタンク周りの外形をそれぞれトレースします。
その外側へ20mm分の縁取り分を加えています。
カッターで長方形にカットして左右の外形が同じになる様に半分に折っておいてから布用の断ちバサミでカット。
ここで改めてふち無し外形線を外形から20mmくらいの所へ書いておきます。これを目安に左右の引っ張り具合を決めていきます。
左右を半分に折ってクレヨンで中心線を書いて、前後を合せてとめます。やはりホビー用タッカーでは針が細くて止まりませんでしたので,抜いておいたものを打ちこんでいきます。 
前後は仮止めと考えておいたほうがよさそうです。左右を引っ張りながら止めていくと,タンク周りにはしわが入ってきます。後でもう一度タンク回りは打ちなおすほうが良いでしょう。 
このクリップはドイトで2個\300で売っていたものです。キャリパーのメンテの時に使用したものですが,これ便利です。20個くらい買っておいて全周をくまなくクリップしておくと便利みたいです。タンク周りの為にもう少し手に入れておきます。
シートは真中から放射状に引っ張っていきます。手で引っ張るだけではなくて,体重もかけて引っ張ります。打ちこみはラジペンの大きいのでも大丈夫です。 
もものところを削っていたので左右は引っ張りめで止めたのですが,それでも前回たるんでしまっていたので引っ張る量を多めにしておきました。
左右をほぼ止め終わった所です。(ここまで6hr)
後ろの針を外してもう一度引っ張ってから打ちなおしします。コーナー部を思いっきり延ばして打ってお尻は完成。 
タンク側も同様に打ちなおしと引っ張りをかけます。もも内面のところのしわが無くなりました。 
この時には外した針を使いきってしまい、仕方なく部品取車のシートから針をかっぱらってしまいました(^^; 
 

完成。(全8hr) 
教訓、タッカー買いましょう。ただ針の長さが短い6mmはドイトでは売っていませんでした。さてどこで手に入れられるのでしょう?クリップたくさん準備しましょう。



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