GPX750R 

TOPPAGEへ

中整備01/05/20〜06/03
吸気口を広げたのでそれにあう様にキャブをばらす。
のと、少し。
とダイノジェット風に
合格85点


エンジンをいじるためにはカウルタンクを外してから。 
かむカバーをあけている理由は
チェーンガイドUPPを交換するためです。 
カバー側にゴムがついているのがそれです。ボスにゴムの弾力で引っ付いているだけなので交換は簡単です。これ10年ものじゃないんじゃないかな?弾力もあるしチェーンに接触しているところも削れていないし。取り合えず交換
いきなりキャブの油面測定の写真が(^^; 
まっ、キャブの外しかたは他のところで説明してるし。 
でなんで測定しているかといえば、1番だけプラグが黒くなってしまっているからです。 
これまでは少しでも状態をよくしようと、2/3/4番ニードルに座金を入れて、その上で、全体を薄くするという方法で調整をしていました。それでもまだ1番のみ濃いのです。 
この原因として、油面が狂っているんじゃないかと今回測定しているところです。 
標準値はつなぎ目のところ上1.5mm下0.5mmです。写真だと下がり目に写っていますが、実際は少しマイナスめ。あっていました。うーんわからん。 
ちなみにチューブは金魚の空気ポンプのです。どこか忘れましたが、webに書いてあったので実践してみたらぴったりでした。
少し前にドライバースタンドで安売りしていたので手に入れていた、メインジェットのセットです。105番から130番まで4個セットで\2580 
現状下が全体に少し濃い目なので、 
パイロット戻し回転数を2.25から1.75へ 
座金(一番から0/3/3/2枚)を取ってしまうのと中間が薄めなので 
メインジェットを標準105番から115番へ 
変更してみます。
ふたあけて、
メインとニードルジェットホルダを外してお掃除 
ホルダの側面穴は空気が入っていくところですのでワイヤーブラシの先っぽでお掃除
内径の掃除に何を使おうか考えてたらひらめきました。お守りの縛っている太いナイロン糸(^^) 
よく取れたでしょう。
ニードルと入れていたワッシャー 
前にも書いていますが、こやつクリップタイプではないのです。 
で走ってみました。 
1000rpmではガチャガチャいって少しトルクがなくなった感じですが、その上は別物の感じです。トルクもりもりでアクセルによく反応するようになりました。少しまだ濃い気がします。コーナーで燃料足りないのはそのまま。もう一度油面を疑ってみるかなあ。 
本日の成績80点(^^)

ダイノジェットキットってあるじゃないですか。
CVキャブの性能を使い切るっていううたい文句
あの中身はメインジェットを大きくして、ジェットニードルのテーパー変更と、負圧スプリングを弱いのにする。もうひとつが、底面の穴を拡大または追加することです。
で、この中の基本はジェット拡大と、穴をあげる事だと思うんですよね。
バタフライバルブが閉まっているときは負圧ピストンのところにはたいした圧力差が生じていないので、負圧ピストンは下がったまま。この時バタフライバルブを開くと流速があがり、負圧ピストン下では流速が増えると圧力が下がるという流体力学からの原理でガソリンが引っ張り上げられているのはご存知の通り。
もう一つが負圧ピストン上部のゴムベローズの上室と負圧ピストンの底面がつながっていて、ここの部屋が負圧状態になることでピストンを持ち上げています。上昇量はピストン質量とピストンスプリングによって決まってきます。
レスポンスを制御しているのは、ピストン下面の穴。
ってことで穴の拡大をしてみます。

前回115番のときのプラグの焼け具合を見ると1番以外は薄めになっています。今回はこのままで行きます。
こっちが現状の穴。
ドリルで拡大した方 
直径4.2mm 
これはたまたまあったのがこのドリルだったってことで、 
本当は3mmのあなを追加しようとおもったのですが、歯先がつぶれていて歯が立たなかったので穴拡大をしました。 
拡大はこれが限界のようです。 
面積を考えると、3x3=9と4.2x4.2=17.6で倍になりました。 

結果は 
"落第"30点 

全閉からのレスポンスは変わらない感じなのですが、1/4開度からあけていくとすかすか。坂道とかで、アクセルを開いても反応しない。回転数の落ちも弱い 
こりゃ薄すぎ。 

今回の薄いときのプラグです。あんまりよく見えませんね。
やはり一番だけがその中では濃いようです。
濃くするにしてもあげすぎてしまうとかぶってどうしようもなくなるし、薄いと又走っても面白くないし、悩みましたが、結局115番から125番へあげることにしました。1番だけ120番にするという手があったのですが、それも小手先のような気がしてしていません。
キャブを外したときフロートの高さ(17mm)を確認しながらメインジェットを交換していきました。
すると1番のみ19mmほどになっていました。フロート高さが高いと油面は低いはずで、1番だけが濃い理由と逆????
なるようになれで、高さは17mmに合わせてしまいました。
パイロットは2回転戻しへ。
タンクからキャブまでのホースにはフィルターがついていたのですが、狭いGPXのことパイプが折れ曲がりそうで気になっていたので、前に入手していた純正品に交換しました。といっても長さは倍くらい長い(^^;ニッパでちょん切って合わせました。
あらっと思ったのが、ホースの厚さと硬さ。今までのより腰があって曲がりにくくなっています。

走ってみると、いいです(^^)にこにこです(^^)うれしかったです(^^)。ばかっと開けない限りぐおぐおいって加速していきます。サイドカムチェーンのぐおぐお感まで行きませんが、低回転も使えます。
ついでってことで、途中で、マフラーエンドの詰め物を取ってみました。
うるさい。こんなに違うのって感じでした。走ってみても違いはそんなに無かったので、とりあえず車検時まではこのままにしておこうとおもっています。(アフターファイヤーは出ますけど)

6/3日曜日6時出で奥多摩へ行きました。新青梅はすいていて、ちんたら走って行こうとしたのですが、たまたま個走している3台のバイクとつるんでしまいました。こやつら早い。NSRとZZRとXJRとだったのですが5000rpmくらいではちゃんとアクセル開けておかないとおっ付かない。こっちは年間1000kmも走らないおやGPXなのに。
ZZRとは青梅で私が、吉野街道で別れるまでいっしょ。
んでその先奥多摩駅あたりで又追いついてしまいました。
ZZRって安定しているねコーナー進入速度が違うもん。(腕の差はおいとくべし)
そしたら後ろからはやぶさ君に追いつかれたとおもったら2人してとっとといってしまいました。



TOPPAGEへ