GPX750R 

TOPPAGEへ

ZZR400N-Fホイール換装
ZZR前後ホイールを譲ってもらいました。
2002/10/13終了


手に入れたのはZZR400Nの前後ホイールです。 
ホイールベアリングはすでに抜いてありました。まずはお風呂場で水洗いしてごみを落としておきます。ninjaへの換装を考えていたので、F15mmR17mm内径のベアリングもいただいています。 
Fディスクは片方歪んでいるので使えません。 
今回は今使用中のゼファーのディスクを使うことにしました。
フォーク幅がZZRのほうが広いため、ベアリングの位置がメータ側がそのままでは入りません。ディスタンスカラーを短くするだけだとベアリング打ち込み面が取れないため、どうしても少し外側へ持っていかなければならなくなりました。そうしてもスピードメーター取りだし部がホイールと干渉してしまいます。
ベアリング打ち込み径が42mm、取りだし部外径が47mmどうしても50mmに広げたい。元々50mmmの径で少し面があったので、ここを深くするだけですみます。
で、思い付いたのが、ホールソー。クーラーとかの配管する時に壁に大穴開ける丸い鋸です。 
7種類の大きさの歯がついていて、必要とする直径の1枚だけにして、使用します。 
ケーヨーD2で\400位で売っていました。
一番近いサイズが51mmです。元々ガタがあって1mmくらいなら小さくなりそうでしたので合わせてみるとGOOD!!
ごりごり削ってみました。やりすぎてしまったのですが(^^;、
相手がアルミなので、木材新建材用でも問題無く削ることができました。
写真で色が黒いところから白くなってますけど白いところが削ったところです。Cリングの溝がなくなりました。
メータ取りだし部は今の位置に置いておこうとおもっていました。ベアリング側を削る気でいたのです。ところが寸法を計ってみるとケーブル取りだし部がホイールに干渉してしまいます。ZZRのを使えればいいのですが、アクスル径が20mmでGPXは15mmちょっと違いすぎるため、フォーク側を4mm落とす事にしました。
悩んだのがキャリパーの位置。 
ブレーキディスクの位置が幅方向で12mm広くなってしまいます。 
ゼファーのディスクとZZRではほんの少し厚さとオフセットが違うみたいでZZRだと2mm幅が違いますがどちらにしても何とかしなければならないのに違いはありません。 

方法は4種類考えられます。 
1.サポートの厚さを減らす 
2.アウターチューブ取り付け面を削る 
3.ホイールディスク取り付け部削る 
4.ディスクのオフセットの小さいものを探す 
北多摩モータース八王子店長さんに話を聞いてもらいながらアドバイス受けながら決めたのが、

1.サポートの厚さを減らすです 
ネジ深さがあまりないので悩んだのですが、やっぱりお金がかからないようにしないとまだリヤも残っているので、節約に走ることとしました。 
で、 
こっちが修正後6mm切削しています肉厚は8mm残っていますのでOKでしょう(多分(^^;)
ディスタンスカラーはゼファーのリヤアクスル径が17mmなのでこれを短くして使用します。反対側のカラーはGPXのものを同じように短くしてフォークピッチに合わせます。
打ち込みはメーター取り出しと反対の方から。レンチのコマを使ってまんべんなく水平にたたいていきます。ストッパー壁に当ったら音が高音になります。ここで打ち止め。
小さいコマにして打っています。
メーター取り出し側からディスタンスカラーを差し込み、残りのベアリングを同様に打ち込みますが、こちら側はストッパーになる壁がありませんディスタンスカラーに当ったらおしまい。なのでアウター側だけでなくインナー側も同時にたたきたいのでコマのソケット側を利用して叩き入れました。
スピードメーター取り出しと反対側はオイルシールを打ってグリースを塗りいれてカラーをつけます。リップにはちゃんとグリースを塗りましょう。
スピードメーター取りだし部の回り止め突起と、フォークアウターの回り止めの高さが干渉してしまっています。アウター側突起を平やすりで削っていきました。
自作サポートはタップを切り直し。
サポート取り付けのネジがディスクに当っていないか確認。
ディスクがキャリパー溝のセンターにきているか確認。
組みおわり。
フェンダーとの隙間をもう少し減らしたいところです。
この時の寸法図



TOPPAGEへ