パーツを戻し始める
その2

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2021年06月21日
部品が見つかったものからつけていく。

といっても奥まったところからはやりますけど。。

冷却パイプの取り付けから。
本当はここから始めたかったのですが、Oリングが見つからなかったため後回しにしていました。

入口側4個、出口側2個です。
リング径は外径φ21mm、内径16mm、ゴム径2.5mmです。
モノタロウで近いOリングを探すと、
内径 15.8mm、外径 20.6Φmm、線径 2.4mm
規 格品で見つかりました。
カワサキP/N92055-1282
ラバーグリースを塗って、

まずは出口側が簡単なので取り付け
ボルトは以前SUSボルトを購入して余っているもので代用。



入り側は一年以上放置していたためシリンダーが錆びてました。
修理方法がないのでこのままで組んでしまいます。

エンジンがかかるところまで行ったら、錆を取るかもしれません。

ここが一番納得できない取付ボルト。
スターターを外さないとボルトに届きません。

スターターはボルト2本だけなのでまあ納得しましょう。

ですが、ラチェットで締めようとすると、延長軸をつけても斜めになります。
その為コマと9.5mmのはめあいが完全にできません。

私はこの状態で組んでしまいましたが、
ユ ニバーサルジョイントが買いたくなりました。

六角穴付きボルトでもコマが長くなってしまいラチェットはつらいです。
その時は先端が丸いボー ルポイントのコマが便利ですね。



次はウオーターポンプ
塗装がはげていますが、見えない側なのでこのままです。

Oリングは外径36mm、内径31mm、線形2.5mm
モノタロウで近いOリングを探すと、
内径 31.42Φmm、線径 2.62±0.07(Φmm)、外径 36.66Φmm
見つかりま した。
ポンプとエンジン内部とのはめあいがありますので無理に取りつけないで
Oリングをつける前に仮にエンジン側とはめ合わせてください。
ボルトとの取り付け面が浮いていたら、冷却水入側に指を突っ込んで
ブレードを回転させたりポンプ自体を回して、連結を確認してから
Oリングを取り付けてポンプを入れると楽です。

ボルトは30mmと55mm



ゴムパイプを戻しました。
ビードワックスをつけると作業しやすいです。
外した時にラバープロテクタントを吹いて寝かせてました。


ゴムパイプは柔らかかったのですが、それでも取り付けはきつかった。



出口側のゴムパイプも連結



フレームパイプにぶつからないように取り付けです。



スターターも取り付け。
ちょうどOリングで入りずらくなっていくところとギヤが相手ギヤとはまるところが同じところなので
スターターを回したりしながら、ギヤを入れてください。

部品とセットで保存しておきましょうね(´;ω;`)

SUSボルトに交換と
アーシングケーブル戻し。
スターターのアーシング部は塗装はがしてあります。



オルタネーターとベルトの取り付けです

整備マニュアルのオルタネーターとベルト取り付けのページ







ベルトテンションをかけるときにオルタネーターを持ち上げるSSTを
エンジン取付ボルトを抜いて(実際抜くところまでいかないとダメでした。)セットする必要があります。

ってことで、後ろ側のエンジン上側の懸架がなくなります。(下側は残ってます)
なので、、、
必要ないと思いますが、ジャッキに板をかませて、エンジン後部を保持することに。

ジャッキは以前から使っていた3トンジャッキが知らないうちに下がって怖いので、
少し前に購入していた2トンジャッキ。の初出番でした。

ナットを外してドライバー先でたたきだします。
全くいじってない場合はこの方法ではかじっていて無理かもしれません。
なので
リヤホイール側から見ると真ん中は軸が見えますので、
556等をかけて、ボルト頭を回して少しづつ押し回しで抜いたほうがいいです。


ベルトをかけて。


谷山がちゃんとあっているのを確認したら、オルタネーター側のカバーを取りつけ。



オルタネータを取り付けるには長ーいヘキサゴンレンチがSSTで出ています。
対辺8mm、首長さが105mm。そこから傾斜して径が大きくなっています。
差し込み12.7mm
首長さ120mmのこ れなら代用可能。差し込みも9.5mm



SSTの差し込みが12.7mmなので、アダプタかませて9.5mmラチェットレンチを使用。



SST(57001-1235)を使って
トルク1.3kg-mで持ち上げながらねじを締めつけ。
なかなか難しいです。
あと、スプロケットカバーが邪魔で途中で外す。


57001-1234と-1235は今日確認したら、両方売ってます。

57001-1234 ロツカクボウ レンチ 税込み1903円
モノタロウあり
ムラシマは検索では出てこない。
CMS あり、21ユーロだけど、写真が私の持っているのと違う。

57001-1235 ベルトテンシヨン レンチ 税込み3190円
モノタロウ無し
ムラシマは検索では出てこない。
CMS にはあり35.5ユーロ、やっぱり写真が違う。
以前、検索したときはなかったような????
再生産してくれたとな。
99925-1045-02サービスマニュアルは販売終了となっていました。
SSTは普通のバイク屋さんと懇意にしていなければ、カワサキショップ、二輪館とかなら注文できるでしょう。



ちょっと算数の時間
トルク1.3㎏-mの軸から75mmの腕が出ています。75mmの腕先端の荷重はいくらでしょうか。
答え:17.3㎏
ということでボルトの位置で、上へ17.3kgで持ち上げれば
SSTの片方は不要となります。
ただしキャブ抜くのと、20㎏のバネばかりが 必要となりますけど。
エンジン懸架ボルトを抜く必要がなくなります。
滑車を上に取り付ければ体重をかけられるので楽でしょうね。

まあ遊びですからどっちの方法でもいいと思いますよ。


しかし、固定側ボルトは遠い。


暗くて見えないです。


タンクの中を覗くために購入していた、ライト付き簡易内視鏡カメラを照明代わりに覗いてみました。

老眼だから寄って見れないから写真撮るけれど
たぶん大丈夫のことしか言えない。かなしい。

簡易内視鏡カメラで取り付けたベルトの状態を撮ってみた。

USB接続したらなんかうまく動いた。



写真撮ってもピントが合わずの上640x480でよく見えない。


ペイントショップ4.0でシャープにしたりガンマ補正かけたり



近すぎて見えなかったらしくこの写真が一番よく取れた。

だからなんだって?
やっぱり利用価値がほとんどない。

アーシングもやり直してエンジン回り終了。





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