GPX750R 

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ブレーキマスタークラッチマスター交換
Yahooオークションで
手に入れたものへ交換
簡単簡単交換終了2001/01/20


手に入れたのはA12Ninjaブレーキマスター、クラッチマスター両方共レバー付きです。Yahooオークションで\10000で譲っていただいたものです。福岡のMNさんありがとうございました。 
レバーも位置を変更できるものですので、レバーが遠くて削り込みをして近くした我がGPXから比べれば非常に良いものといえます。
取付ホルダと6角穴付きボルトもいっしょにいただけました。
ブレーキスイッチもついています(見えませんが)
状態がいいのでメンテの必要無く取り付けることができます。 
とりあえずリザーブをあけてダイヤフラムとプラスチックのエアベント(これは古い私のにはついていません)とふたを水洗いしてフルードの汚れだけを洗い流しています。
さて、ブレーキマスター、クラッチマスターとも 
1.リザーブのフルードを抜く 
2.バンジョーを少しゆるめておく、コネクタを外す 
3.ハンドルから外す 
4.ホースの付け替え 
5.フルードの補充、エアぬき 
の順番でしていきます。
まずフルードをぬきます 
っとこれは特殊工具では(^^) 
あまっていたガソリンホースとコーキングとペットボトルで作っておいたものです。 
フルードを吸う方はキャップを通ってボトル底まで伸びています。 
ボトル側面から出ているホースはボトルへ少し入ったところで切れています。 
よく売っている負圧でフルードを吸い取るやつですな。 
パワーは自分の肺です。(^^)
リザーブからなくなったらペーパータオルで中に残ったフルードを拭いてふたを閉め直します 
でバンジョーボルトを少しゆるめてハンドルから取ったときに外しやすくします。 
またブレーキ側平型端子2個とクラッチ側コネクタを外しておく
ハンドルから外したときの図
新しいブレーキマスターとクラッチマスターを取付します。
すばやくフルードの漏れを少ないようにしてホースを付け直します。アルミワッシャーは新品に。
取付ボルトは仮止です。
ブレーキ側はフルードを入れてエア抜きします。 
前にもしましたが。上抜きでかみ込みを取っていきます。 
最初何回かにぎにぎした後レバーを握ったところで固定。 
5分から10分置いて繰り返す 
を何回かしていくと最後の方で一気に固くなってきます。 
見てわかるとおりわざとレバー側を下向きにしています。 
バンジョーのところがマスターより下側になるようにするためです。 
レバーを放すときは一気に離した方がエアーがマスター側へくる気がするのですが、いかかでしょう?
クラッチ側はプッシュロッドを押すピストンのシールを交換するためフルードはすべてぬきます。 
ここで又フルード抜きが登場。 
ブリーザボルトを少しゆるめて一気に抜き取ります 
ただしクラッチリリースアッシの中にはフルードが残っていますのでご注意を。
リリースアッシの中のオイルシールを交換 
本来なら中に円すいバネが仕込まれているので、ピストンが出てきてもいいのですが、残念ながら固着しています。
エアーを吹き込んでピストンを出しました。 
ブレーキと違って、オイルシールのみでダストシールはありません。 
部品はこれだけ。
ピストンと本体は水洗いとともに2000番の紙やすりで水研ぎしておきました。 
ピストンの一番後ろ側にオイルシールがあって、前側は外気に開放されています。 
そのためどうしても錆が浮きやすくなっています。 
このピストン、ピンホールがあいていました。 
無視します(^^)
本体の塗装はがれはタッチアップで補修。 
オイルシールは一年ほど前からストックしてあったのでこれを使用します。
ピストン、シリンダ、オイルシールに薄くシリコングリースを塗ってピストンを押し入れて完成。 
本来ここまでピストンが出てきて正常です。 
つまり、リリースアッシを外して、スプロケットカバーとかをとる場合クラッチレバーを握ったままにしなければここまで出てくるということです。 
クラッチレバーを必ず握って固定した方がいいでしょう。 
このGPX750Rは少し前まではレバーを握っていればピストンが出なかったのですが、ある時からそれでも出てくるようになり、マスターか今回交換したオイルシールがおかしくなっていたようです。
では戻しましょう。 
しかしここのユニットはいりくんでいますね。 
クラッチリリースの後ろがスプロケットカバーだしウオーターポンプだし、これ全部外してキャブ外せば、オルタネータ脱着しやすくなる。
バンジョーボルトのワッシャーは新品に交換。
でスペシャルツール(^^)を取付。 
負圧を使うのって外から空気を吸ってしまうので泡がぶくぶくしてその割にフルードすえないんで、フルードが滲み出さないようにと、後処理を考えて使ってます。 
なんで、クラッチレバーを握り込んでフルードを送り込んでます。その時は口ですってますけど。
フルードは満タンに入れておいてこのくらいまで減ったら又継ぎ足します。 
決してぎゅっと握らないこと噴水になります。
固くなったらふたを閉めてマスター側のバンジョーの空気をマスター側へ追い出せるようななめにしてほっときます。 
最後にマスターをハンドルに取り付けて、クラッチリリースのエア抜きをもう一度して終了。



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