輸出用カム2本を個人売買で入手。\16000也。
輸出用ですので、パーツナンバーの確認のため、GPXO.C.ホームページを活用させていただきました。ありがとうございました。 本来はジェットニードルとニードルホルダも交換するのですが、今回は入手していませんので、パスしたかったのですが・・・・ |
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ただこのカムシャフトはIN側4番シリンダー内側の山のところが2mmほどくぼんでいます。
製造時巣が入ったらしくその後カム山研削に入っているみたいで、山の表面は全く荒れていません。 山の幅は10mm、正常な幅は8.3mmほどですので、80パーセント以上面が残っているので、検品OKとなったのでしょう。 |
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ヘッドカバーを開けるのにはカウルを外しますけど、今回はカムを外すため、カムチェーンテンショナーを外すので、キャブが邪魔になります。サイドカムの他のカワサキ車がうらやましくなるときです。
それ以外にIGコイルも外し、ステムそばのコネクタブラケットも外して、ハーネス類が緩くなるようにしておきました。 あとは圧縮上死点に合わせるため、ピックアップコイルカバーを外して、19mmをかけて、右回転で上死点を出します。 ここまで1時間半ふう。 |
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チェーンのコマ数の確認
排気側が1番側。EXと線がスプロケットに入っていて、これが半コマずれています。半コマ上のピンの位置が1番。吸気側へ数えていって |
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37こまめがINと線にあっているはずです。こちららはぴったりあっています。
カムシャフトキャップがヘッドブロックに足を出しているところにOリングが入っていますのでなくさない。 |
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キャップの真中に合い番号が入っています。
上が排気側で1番 吸気側下が3番 |
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排気側上が2番
吸気側下が4番 10mmのラチェットで外していきます。パキッっていって緩み始めました。なめそうで恐い瞬間です。 |
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テンショナーがチェーンガイドを押すところ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャップボルトを外すと十文字が切ってあり、その真中奥にマイナスドライバーを入れられるようになっています。
ロッドを押しながら(戻らない程度に)マイナスドライバーを時計回転させるとロッドが縮んできます。オートテンショナーなので、いっぺん伸びたら戻らない構造になっていて、これで、タイミングチェーンの張りをつけています。ですので、ロッドが縮んだ状態を保持しなければなりません。さっきの十文字に引っかければOKです。 |
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で見つけたのが2液タイプの接着剤を混ぜるやつ。先が適当にマイナス形状をしているのでニッパで形を整えてぐさっとさしておきました。
実際は柄が長すぎたので、短くしてから取り付けています。。 |
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キャップを外したところ。さっきのOリングが見えますか?
テンショナーをはずして緩くなった吸気側からシャフトを外します。 吸気側のスプロケを外して、新しいカムシャフトに取り付けて、シャフトをチェーンに通してから、 |
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今度は排気側のカムシャフトをぬいて以下同作業。こうすればチェーンおっことさないですみます。
スプロケのネジを外すのはコツがいりました。 2つのナットに両方レンチをかけて回りとめにして片方をとりあえず緩ませます。その後反対側を緩ませようとすると今度は緩んだ方がしまってしまいますが、無視して2個目を緩ませてしまいます。1個目のナットはいったん緩ませているので、締結力が無くなっているのでスプロケットを上から押さえ込んでおけば今度は緩ませることができるようになります。 シャフトを組みかえた後チェーンをかけおわってテンショナーもついたらスプロケット固定ネジを増し締めしておきましょう。 |
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こっちが国内 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
こっちが海外
分かります違いが? さっぱり?カム高さは同じだったんですよね。 オーバーラップが違うのかなあ? タペット調整していないんですけどとりあえずエンジンかけて回るのは確認しました。 つづく |
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タペット調整
シックネスゲージをつかってカムとアームの間を測定します。 ロッカーアームはぐらぐらについているので、傾いていると隙間が小さく見えてしまいますので、一つずつアームを揺らしてちゃんと隙間が計れているか確認しながらの作業です。 取り合えず全てmin以下ではなかったのが幸いです。 って調整せんのかい>はい(^^; オーバーしていたってとりあえずはタペット音が大きいだけだし0.05mmですのでしません この後試乗したのですが、下が濃くなってしまいました。
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