税込み合計¥167400円です
2004年の11月頭に伊田さんと連絡をとって、どう加工すれば、GPXに井田さんの840ccキットが乗るか検討していました。
もともと、井田さんのはH2コンロッドベースで流用ピストンに合わせるだけのヘッド面研をすることになっています。 GPXとH1のコンロッドはH2より2mm短く代りにピストン高さが2mm高い状態です。 そのため、ヘッド面研だけでピストンを交換すると、2mmピストン頭が下がってしまいます。 これを合わせこむのと、圧縮が井田さんのだと、12.5に上がってしまうので、11.5にすることにしました。 そこで、圧縮を11.5に落すのには0.5mm広げればいいので、2mmマイナス0.5mmの1.5mmシリンダー下面を削ってもらうようお願いしました。 入金とシリンダー送付が11月下旬で、仕上がりが、年度いっぱいかかっています。 |
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強度アップをするために750Gスリーブに交換です。
井田さんのところにあったものを譲ってもらいました。 |
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ピストンセットは圧縮/オイルリング、ピストンピン、Cリングです。 | |
68mmと72mmピストン比較
両方ともアーク金属製 |
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ピストンピンの外/内径と長さは同じです。違いは両端の内肉が、テーパーで削られているところだけ。 | |
ピストンサイドが無い!!
ちと怖いそ |
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リング溝拡大
微妙に位置が違ってますね。 |
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ピンの位置はこんな感じで差があります。 | |
GPXピストンピン位置
33.5mm |
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流用840ccピストンピン位置
31.5mm 測定制度プラスマイナス0.2mm(^^) 私見ですが、GSX750からの流用かなあと考えています。
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組み付け前にシリンダー仮組したら
入りきりません |
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クランクケーススリーブが入りこむ側面に当たったあとが。 | |
そうなんです。
スリーブを750Gにしているので、外径が大きくなったために逃げが足りなくなって、クランクケースがダイキャストなので、シリンダー間がその抜き勾配のために当たってしまいました。 で、スリーブやすりがけ。 両側8箇所やらなければなりません。 ケース自体Rで逃げていて、そこに抜き勾配がかかっているので、円周をテーパーに削らなければなりません |
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今度は!!
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ひたすらやすりがけをつづけてやっと収まるところまできましたが、
ピストンをつけようとしたら、ありゃまコンロッドに入らない。 |
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両側おおよそ2mm広げないとだめなようです。
左純正右72mm |
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ピストン加工
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まずピストンをチャックできないので、板金にピンを立てて、クランプしてもピストンにがたがあり回り止めになるように加工。
実際は板金間のピストン下にブロックがあって、万力の口寸を規制してあります。 |
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内面加工は縦フライスにリーマーのようなチタンコート付回転やすりをカインツで買って(\3500!!)行っています。
アルミはネバいっす。 コート無し一本つぶしています。 |