GPX750R 

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ヘッドをおろす
以前カム外しているので楽勝でしょう
とやってみる。


冷却パイプとオイルラインが、がヘッドについているので先に外しておきます。
カムホルダーはIN側2つOUT側2つそれぞれに刻印で1-4が打ってあります。
クランクをまわして、タイミングプレートをTに合わせて、1番上死点にしています。
ロッカーアームががたがたのところのボルトを外してしまいます。
それ以外はカムが当たっていますので、満遍なくにボルトを外します。
タイミングチェーンが落ちないようにしておきましょう。
位置決め用のカラーはカムホルダーについていたりヘッド側に残っていたりで、ホルダー取ったら全部外しておきましょう
以前入れた輸出用カムです。
タペットに当たっているところだけ鏡面仕上げとなっていました。
タイミングチェーンのトンネルの写真で左右に4つオイルリングがはまっているので早めに取っておきましょう(写真では左が残っていて右は取ってあります。
真鍮パイプは左側から右へオイルを流すパイプです。
ヘッドカバーをかぶせることでばねで押さえられているだけなので、外すときはOリングの無理取り状態。手のひらにS字の薄板ばねがささりました。
カムホルダーほかちゃんとくるんで名前を書いておくと後で楽です。
あとロッカーアームはカム外すとぽろっと取れますので、エンジンの中へ落っことさないようにしましょう。
本当はどこに入っていたか分別しとこうと思ったんですが、3個外して別のこと考えたとたんもうだめ(^^;先に分別準備しておきましょう。
ボルトは排気側が長くなっています。20cmのラチェットだとちょっとトルクがきつくて、つらいです。ボルトが最初に15度くらいねじれてから10kg-mくらいで外れる感じです。
ゴムハンマーで上へたたくようにすると、シリンダー側から外れてきますが、それを戻しながらたたいていくとヘッドが抜けてきます。
メタルガスケットはヘッド側へついてきました。
それなりにカーボンがしっかりついています。
シリンダー側。もカーボンですな。もうちょいガス薄くするか。
4気筒とも同じようなやけ具合でした。
位置決めカラーが1-2、3-4の間の吸気側にありますので、なくさないようにしてください。
おろしたものは片付けておきましょう。
右側の上には酸素吸着剤が見えますね。
えっ?使い捨てカイロです(^^;
翌日あけたときは冷たかったけれど、そのうち暖かくなったので、酸素を消費していることは確かです。



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