GPX750R 

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クラッチ関係
クラッチリリースロッドオイルシールと
フリクション/スチールプレートと
オイル交換


一年半ぶりのオイル交換です。前回は交換した後すぐにマイクロンをいれて、去年交換しないままミリテックを入れて延命策をしていました。なんせ一年で1000kmほどしか走らないもんで交換するのが面倒くさいってのが一番にありました。
今回も前回と同じくフィルターを交換しますが、それ以外にクラッチプレートとフリクションプレートも交換します。譲ってもらって丸3年、歴代オーナーがどの位メンテをしていたかわからないし、また、クラッチリリースロッドのオイルシールからのオイルにじみもあるのでこれも交換しておきます。
まずオイルを抜きます。
ガムテープでオイル捨て箱のビニール袋を車体にガムテープで貼り付けて、オイル汚れを少なくしてドレンからオイルを抜きます。
次にフィルターボルトをを抜いてエレメント交換作業をします。フィルターが少しあたってつぶれますが、直してOK。色黒でした(^^。ワッシャは交換しておいたほうがいいでしょう。最後にパーツクリーナーでオイルパンの油を流して終了。
次はリリースロッドのオイルシール交換
クラッチリリースアッシをはずして、オルタネータ取り付けアダプタ板金を外して、ドライブスプロケットカバーを外して、ロッドを引き抜きます。クラッチリリースアッシはシャコ万等でピストンを押さえていないと抜け出てしまいますので注意。クラッチを握っていれば大丈夫とサービスマニュアルには書いてありますが、うちのはシールがヤバイのかだめです。とりあえず押さえていた方が安心とおもいます。
バネ掛けを使ってオイルシールを引き抜き、新品シールをこまを使って面一まで叩き込んで終了。
ロッドのオイルシールってドライブスプロケットとの間に壁がないんです。ですんでチェーンオイルと泥でぐちゃぐちゃになったものが、このロッドのところまで入ってきています。この汚れとクランク内を唯一分断しているものが、ロッドのオイルシールということになります。ロッドは摺動するだけでまた、ブローバイガスで内圧が少し高いのでごみが吸い込まれることはないでしょうが、逆にシールが不完全だとオイルがにじみ出てきます。
次が大物クラッチカバーを外します。ガスケットが張り付いているのでこんな感じでマイナスをてこにしてすこしずつはがしていきます。2本くらいボルトを残しておいた方が、おっことさなくていいですよ。また、オイルこぼれを考えたらサイドスタンドのほうがいいでしょう。
カバーのガスケットは新品手配しておきましょう。
古いブラケットが張り付いていたらスクレーパーで取る。私は風が強くて早く終わらせたかったので交換はしていません。そのかわりシリコンシーラーをうすーく塗っておきました。
カバー内側には騒音対策として、ダンパとそのカバーが仕込まれています。
両方で300gありました。音で言えばマフラーのほうがうるさいはずなので、軽量化のため取ってみます。
新品のフリクションプレート8枚とスチールプレート7枚。
クラッチスプリングを外して操作プレートを外します。
この真ん中をリリースロッドが押しているってことですね。
全部プレートを外します。奥の方は外周がもぐっているのでマイナスで呼び出します。
入れるときははじめにフリクションプレートから。
フリクションプレートは残り3mmで基準内でした。スチールプレートは張り付き防止のためのえくぼがだいぶ浅くなっていました。
この後走ったのですが、張り付きが弱くなりました。交換おすすめです。
各プレートは油をつけておきます。
最後の一枚はここへ引っ掛けるとマニュアルには書いてありました。
操作プレートを取り付けばねを入れボルトを必要トルク1.0kgf-mで締め。
オイルは会社の人がオイルの卸会社にいる人と友達ということでelfの10W-50合成油\9800が半額で手に入りました。(A6/A14乗りさんありがとう!)
紙でじょうごを作って入れておしまい。

オイルの違い?走ってどうかって?わかりません(^^;



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