GPX750R 

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キャブ負圧
キャブの気筒間負圧を合わせます
自己満足に浸れます


キャブバランス調整には自作の差圧ゲージを使います。これの作り方は前述しているのでそちらをご覧ください。 
サイドスタンドしかない方は適当な板をスタンドにかませてほぼ垂直に立ててください。
シートを取りつけタンクを前後逆にシートとパイプフレームの中間へ置いて適当なカンザでタンク前側を上げて,安定させます。これはタップ位置が内側な為、シートに当ってしまうからです。そうしておいて、適当な長さの燃料パイプがない人はヒューエルゲージのキャッチカバーから出ている、長めのパイプを利用してキャブまでガソリンが行くようにします。うちのは、途中にフィルターが入っているので簡単でした。 
GPX750の負圧コックにはボタンがついていてこれを押しつづけることで垂れ流しにできます(シャコ万等で挟み込めます)。
キャブのエンジン側には負圧コックへいっているパイプと同じ取りだし口が、他の気筒にもついていてそれぞれにゴムキャップがかぶせてあります。通常2番から負圧を取っていますので、まず1-2シリンダー間を合わせます。差圧ゲージのパイプを気筒へつけ、エンジンスタート。(暖機は終了しておいてくださいね)真中の膜がバコバコしているのがわかります。そのうち膜がどちらかへ移動してきたら適当に気筒間の調整スクリューを動かします。エンジンをふかしてみて大体真中にあれば終了。あんまり根を詰めても動く時は動いてしまうので適当に。
今度は3-4番を調整。この時キャップは1-2に戻しておきます。
最後に2-3番間を。 
これでおしまい。んーなんとなくアイドリングが安定している気が 

使用上の注意 
・差圧ですのでどれだけあっているかわかりません。 
・暖気は十分行うか,一走りしましょう。冷却水の温度は上がってもオイルはなかなか上がりません。 
・あまり弱いカップですと割れます。透明なのはPS樹脂等ですので使用しないほうがいいでしょう。 
・底が深いものですとゴムが伸びきってしまう可能性があります。 
・乳白色のものならポリプロピレン(PP)製ですのでゆがんでも使用に耐えられます(>私) 
・負圧は人が思いっきり吸ったぐらいの圧となります。 
・くれぐれもチューブがついていない負圧取りだし口を開放のままにしないでください。 
・ナットを入れていますが、どれだけ脈動を押さえられたかよくわかりません。 
案外ゴム膜がバコバコ動いてました。 
・膜の移動は非常にゆっくりです。適当にネジを1/4回転くらい動かすとどっちかに動きます。 
・圧力だけではなく管内を気体が行き来する時の抵抗もひろってますので,チューブの長さは同じにします。



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