GPX750R 

TOPPAGEへ

キャリパサポート作成
寸法測定とキャリパーの加工終了01/28
サポート制作終了02/02
表面処理が残っているけれど
この項終了


サポートを作る前にしなければならないことがあります。それはキャリパーの取り付けボルト面の位置修正です。 
サポートをクランク状に作って今の取り付け面を使用すればキャリパーへの加工は必要ないのですが、クランクにしたキャリパーサポートの見積もりが両方で\45000となってしまいました。手に入れた中古キャリパーは\4500ですからどうにも納得がいかず、他の取り付け方法を考えてみました。そこで思い付いたのが、取り付け面を逆にすることです。こうすることで、サポートの形状がクランクから平面にできます。ただし、キャリパーの加工が必要となってしまいます。 
フライスで面出しをしているところ。 
本来の取り付け面は裏側で同一平面になっています。その面を基準として、削り込みます。奥の穴があいている方が4mm高いので案外大変です。
同一平面になりました。この面は面として使用していないので鋳抜きのままです。ので低い方もサポートの取り付け面となるので、面の厚さが12.5mmになるまで削り込んでいます。
R/Lとも面を作ります。
本来キャリパー側にM10のネジが切ってあるのですが、サポート側にネジをきることになるので、キャリパー側は10.5mmのドリルで穴径を大きくしました。 

NISHIさんからの情報です。 
私はA10のキャリパーを利用して、キャリパー内側にサポートをつけるためにキャリパーのネジをばか穴にしましたが、元々この付け方をしているのが、ホンダのNC30(VFR400)のブレーキキャリパーとのこと。赤羽のレッドモータースで、一個5000円で買えたそうです。NSR250(〜89)も同じキャリパーだそうです。 
また、NプロジェクトからNC30用のキャリパーサポートが出ています(たしか\20k位、Zephyr400用他) 
キャリパーにネジが切ってあるタイプ(65mmpitch)を流用するサポートも出しているそうです。 
ありがとうございました。

ここからサポート作成
サポート作成時の前から見たときの寸法図です。
こちらは右側から見たときの寸法図です。 
DXFファイルはここ
 (これらの図面については一切お応 えしません)
アルミの15mm厚に外形と、穴位置をけがいて、ボール盤で穴開け作業をします。 
真中水平の2つの穴は固定用の捨て穴です。
バイスグリップでテーブルに固定して、ごりごり
で、タップ立てです。 
M10X1.25mmのハンドタップは前にゼファーのホイールを入れたときに純正片持ち2ポットをつけるときに作ったサポートのときのと同じです。 
このタップハンドルは昔に安物のタップセットを買ったときのものなのですが、だめですね。使っているうちに角穴が削れてきてしまいました。 
ギヤはタップを垂直に立てるために使っていますが、結局1個は斜めむいてしまいました。バイクへつけるときどうなるか?
タップ終了
フライスでキャリパーがつく面を5mm落とします。フォーク側は1.2mm落として、ディスクとの隙間を確保しました。
外形をおおよそバンドソーで削った後2枚を合わせて固定して外形をフライスでなめて面を作りました。
出来上がり。
キャリパーに仮止して、当りをやすりで削ってボルトと穴が合う様に。
くの字に曲がっているところが少し逃げが足りなくて削ったところです。この写真なんか白黒ですね。



TOPPAGEへ