本来のGPXのホイールだと突出し10mmで高速では逆ハンでカーブを曲がっていきワインディングではいつも車体が起きようとするし、Uターンでは切りこんでいくと言う事で,突出しを10mmから17mm(だっけかな?)にしていました。
そのためのスペーサーも作ったっけ。 で、前後ともゼファーのホイールに換装して,GPRの60扁平を前後へ入れてから突出しをGPXの変更したほうへ合せこんでいきました。これは大排気量車のアクセルオンで車体を起こしたいとの思い出していたのですが,はっきり言ってどうにもならなかった所です。そこで、落ち着いたのが,できる限りフロントを持上げる事でした。 今回逆に前下がりにしてハンドリングがどう変わるのかを見てみたくなったのです。 そこで,まず,リヤのみエアポンプで,1.0kgf/cm^2突っ込んで走ってみました。 走った感じは全く変化を感じません。 |
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んで,次。
イニシャルアジアスターをいじります。今までは,目いっぱい閉めこんでフロントを上げ気味にしていたものを2目盛5mm落してみました。 ナチュラルなハンドリングです。体をすっと左右に動かすと,それに反応してリーンしてくれます。かといって低速でふらつくかというとそんな事はありません。切れこんでいく事もありません。低速で扱い難くなるとばかり思っていたのですが,全くそんな事はありませんでした。 |
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それならあと1目盛2.5mm変えてみました。これで切れこみが増すと思ったら変化が分かりません。
60キロくらいで車体を振ってみると今度は反応が遅く感じます。なんか変な感じです。重心が下がっているのだからもっとすぱすぱ動くのかと思ったら違っていました。これが重心とロール軸の考え方なのでしょうか。リヤタイヤの接地点とステムの下側を結ぶあたりがロール軸となっているそうです(根本氏書)この軸と重心と自分のハンドリングでそのバイクの乗りやすさが決まっていくみたいですね。 ですので各自が自分の運転技量とそのバイクの性能とを付き合わせていって気に入ったハンドリングを見つけ出すしかない様です。 残念ながら現状のGPXとゼファーFR+60扁平の組み合わせではアクセルオンで車体を起こす事はできないということがはっきり認識しました。無理な性能を求めてしまううちにこのバイクでできるハンドリングの良さをそいで乗っていたのでしょう。反省します。 その後:フロントばねをA6用アグレッシブに変更しさらに10mmマイナス。リヤ1.5kgに変更。 |