光軸調整工具作成

写真館ホームへ
2021年11月29日-12月03日
テスター屋へ行く前に

GPX750Rの光軸合わせって面倒くさいですよね。
正面からヘッドライトをいじることができないですから。
以前光軸合わせの手回しを作ってみたのですが、
使用しないまま捨ててしまったようです。
今回再挑戦します。



カウルトップのカバーを取ると見えてくる
光軸合わせの機構。
本来はカウルアンダーカバーを外して、下からドライバーを差し上げて回転させるものですが、
今回はカウルトップカバー左右を外すだけで調整ができるようにする。
ライト左下側は光軸を上下させるところ



ライト右上側は奥まった上にあります。
左右調整用



なので、メーターユニットを左上へ移動させなければ機構が見えてきません。


まずは必要工具。



左上:長年使っているラチェットレンチに付属していた9.5mm>6.35mm変換アダプタ。
右上:ユニバーサルジョイント6.35mm \538
中:150mmエクステンション6.35mm \274
左下:モノタロウ製のソケットアダプタ6.35mm>9.5mm \329
普段使いの9.5mm六角対辺19mmソケット
ここまでは今まで購入したものだけで済んでいます。



つなげていくと、、、
右側がグリップ
左側が光軸調整機構側。
まあこれだけじゃ機構を回転できませんわ。



何か使えるものがないか納戸の箱をあさっていたら出てきました。
ねじを追い込むと先が開いて食いつく四角い>何か<
対辺が9mm弱だったので周りにビニールテープを巻いて9.5mmにした後、
M4ねじを入れていくことで9.5mm四角穴に食いついて外れなくできる。


光軸の機構をどうやって回転させるか?



以前はm2ねじとナットで3本の軸を作ってt5mmの樹脂に固定することで
手回しできるようにしていました。
ただしこれだと左下の上下調整には対応できたのですが、
左右(右上)の光軸をいじるには大きすぎて使えてなかったのです。
今回は延長軸を使うのでフォークやメーターユニットは邪魔になりません。
907X819ピクセルありますので、
保存して印刷すれば大きめで印刷できますよ。



印刷したものを縮小コピーして寸法を合わせて、



スプレー糊で樹脂板に張り付け。
これ、捨てるので集めてた4つのガラケーのうちの一つ、の、電池ふた。



ドリルで3個穴を開けた後、
こんなもんだろうと釘Φ1.7mmを切って(一回短すぎて失敗)
入れた。
真ん中の穴はM4ねじを突っ込むところ。



樹脂を切って



後は、接着します。



補修パテを使ったのですが、古いものは2個とも自然硬化していて使えず。
モノタロウのものが、おととし購入した?ので、
両端を切り落として真ん中だけ使用することで事なきを得ました。
2液混合と違ってパテは長く持たないんですね。



ビニールテープの巻き数を調整しながら、
軽圧入できたので、ねじで止めて抜けなくしています。



本来は右側がボルトにかける方ですが、
今回はまるっきり逆の使い方をしています。



左下の3穴にちゃんとひっかけることができました。
回転させることも可能でした。



右上もカウルステーを何とか逃げられています。


色気を出してっと



充電ドリルで回せたらかっこよくない?



左は新規購入した、6.35mmラチェットアダプターに六角ビット穴がついている。
6.35mmラチェットレンチにこのアダプターをつけて、六角軸ビット6.35mmが使用できるようにする。
どう検索していいかわからないので、なかなか見つからなかった。
TONE ビットホルダーソケット2BT \769
中央の六角軸は使用していない六角ヘックスビットの頭をグラインダーで削り落としたもの。



電動ドライバーに六角軸を入れ、
ホルダーに突っ込んで、
反対側は6.35mm四角軸が出力側



左下機構を回せました。



右上機構を回せました。
よっしゃー!


TOP