キャブボディー清掃

写真館ホームへ
2020年5月24日 ジェット清掃したのだからボディーも掃除





せっかくジェット類をきれいにしたのだからボ ディーもきれいにしておこうと。
表面保護は後で何とかする前提できれいにします。




まずは虫食い状態に醜くなったアルミのキャブトップ。
ぼつぼつが出っ張っているので面を均します。

左上の写真がフロントホイールシャフトの固定ナット。
段付きで小さい径の方をフォーク取付部ですり割りをボルト固定するところ。
GPXので余っていたのを引っ張り出して、平面に厚手の両面テープで紙やすりを張り付けて磨いてます。

手持ちのやすりが180番1000番と飛んでいたので、180番やすりで削りかすが詰まった状態で磨いた後ワイヤーブラシ、 1000番で磨きなおし。

側面は醜くなかったので、ワイヤーブラシで磨いた後1000番で面直し。


どや。
 













ピストンダイアフラムはシリコンオイルで紙拭き。

556ではなくて純粋シリコンの粘度の低いモノタロウブランドのスプレーです。
























ダイアフラム外周が入る溝も真鍮ブラシで掃除。













ボディー側は単品状態で、 キャブクリーナーをジャバジャバかけて放置。
(圧入パイプやスロットルバルブの様にねじ止め後にネジ部をつぶして取れなくしてあったり、小判軸に板 金を入れて板金を入れて、かしめたりしてあって、
物理破壊しないと取れない状態を含む)























そのあとナイロンブラシと真鍮ブラシで

ゴシゴシ



後の水洗い





























つけ置き  からの ブラシでゴシゴシ


















さっぱり

水詮から水が出てますね。







ここからはボディーのキャブクリーナー洗浄に至った経緯を。

キャブクリーナは初めはそれほど期待していなかったんです。ですがジェットをつけ置きしたときにすごく ピカピカになったので、
高揮発性の洗浄剤が油分を溶かした後に低揮発性のオイルのようなもので 表面を剥離させて地肌を出しているのかな? と。

なんにせよはなさかGのような酸性だと頭から信じていました。
なのでアルミは溶けて(アルカリでも同じですが)表面を荒らすだろうから使えないと。

つけ終わった液はティッシュにしみこませたまま、捨てられないので翌日まで容器に入れたまま放置してま した。
で翌日見たらほとんどティッシュは乾燥しているし、容器の底にぽつぽつ斑点が残っているだけ。
蒸発しきれない油が残ったのかと、ティッシュは捨てて容器を水洗いしてみたら、泡がたつ、指でこすると きゅきゅっと。

基本的に間違ってるんじゃない?

で、亜鉛メッキクロメート処理のねじを試しに容器に入れてキャブクリーナーかけても変化なし。

亜鉛メッキははなさかGでなくなるのは経験済みだったのと、あのぬるぬると きゅきゅっと感はアルカリ 洗浄剤なのかと。
手袋しないでジェットとかを液から出してパーツクリーナーでオイル(と思っていたもの)を飛ばしていた が指先大丈夫だったし、強アルカリではないと思われる。

じゃあまずは外から見えない3番内側だけへキャブクリーナーを吹いて確認。ちょっと置いて水洗い。
板金(亜鉛メッキ)もアルミ(ADC12?)も変化がないのを確認して、外観、内側、配管穴も含めて ぶっかける。

洗う時も素手で手づかみ。

つけ置きしているときのにおいがパーマをかけているときのにおいとかぶってしまった。

洗浄成分と揮発成分が含まれているので手には優しくはありません、少し指先がガサガサしましたが薬品で のやけどとかそういうのではないです。



スロットルバルブの軸受が樹脂と思うのですがおそらく油分に強いPA、POM等摺動性のいい樹脂と考え ています。

ABS、PC、PMMA、とかならこれまでの年月で割れてお終いになっているはずですから。





飾っておきたい美しさでしょう

あえてフラッシュ焚いてますよ。
 



 





 

 







最後はニードルで穴を清掃。


































メインジェットまで貫通しているのが見えます。



































アイドリングジェットとその手前のパイロットジェットでしたっけ?針金まげて清掃
 

 






アルミ連結ステーと
チョーク連動レバーと
アイドリング調整フレキシブル軸と
チョークケーブル受け
は表面を均した後に、
キャブトップのアルミも、防錆オイルを塗布。

メッキが残っているものは絶対に錆に強い。はがれ気味のところは防錆オイルで。

アルミ部品は磨いただけより少しは防錆になるかな。




















もう一本の鉄にメッキのステーは一部赤さびが発生していたので、錆を落として黒染めっぽくなるスプレーをかけておきました。







TOP