黒染めっぽいことしてみた

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2020年5月26-27日 第2酸化鉄とサビチェンジを使って
ねじを再生っぽく



再生って言ってもどうするかわからない。

黒染め液を買うのが一番なんだけれど高い!!
100㏄で3000円する。

ってことで、安く手に入る銅基板の回路を作ったり、銅板を面で下げる時に使う、エッチング液を購入。
塩化第二鉄で表面を黒錆で覆えるはず。

モノタロウの日曜特価で購入した、
サンハヤトの後処理剤付税抜き759円と、
やばそうになったら使う予定で
ニッペのさびチェンジ税抜き1071円。

テストをして手順を決めてからキャリパー固定ボルトを処理する。

まず、使うのはキャブで外した捨ててもいいねじ類。

タンクの錆取りで使った10倍希釈済みの錆取り剤。
で、錆を落として洗浄の後エッチング液を原液と2倍希釈で黒錆発生テスト。
希釈したほうは錆が出てこないので原液で全数再エッチング。
それでも思ったより黒くならなかったため、
サビチェンジの登場。
















つけて2時間くらいしたら流水で流してみるも、













原液、2倍希釈したものとも黒くならない。

ので、2倍希釈をそのまま乾燥させることに。

但し、出したままじゃなくて紙を替えてから乾燥しています。


















青く見えているけれど乾燥前の状態。
乾燥したら黒くなって、ねじの谷もそれほど膨れてない。

でも液が紙について乾燥したのでねじによっては紙に張り付いて剥がすとついてくることも。

まあいいんじゃない。
 

 

 

 




本番はFキャリパー固定ねじと、フルード出口ね じとキャリパー入り口の、穴があ るねじ。
本体側の分岐部固定六角穴付きボルトと
パッド位置決め板金を固定するM4なべ。


こ奴らを


原液エッチング液に浸して、時々振動させて液を動かす。
2時間したら真っ黒に。
但し黒錆は浮いていて触ると指についてくる。


水で洗ってもそのままねじについたまま。












今度はさびチェンジ2倍希釈に突っ込んで、


1時間半くらいつけ置き。途中で
振動 させて液を動かすのは同じ。


指突っ込んでキッチンペーパーの上へ全部出して、


液を吸わせた後、


紙を替えて、


液がまだ外周についているところやヘッド隅部を樹脂コーナーの角を転がして取り除く。


フルード用穴は空気を入れて吹き飛ばす。











後は自然乾燥


表面は薄くついた樹脂、と黒錆。






























気化性防錆剤(1071円)をかけて、PP小物入れへ入れて保存。



防錆紙も考えたんですけど、高い。
 

 














ブレーキフルードではがれ るかのテスト

キャブで先にテスト塗布したねじを使用します。

缶の底に残っていたブレーキフルードを使って、表面がどうなるか確認。




























2時間後。左がフルードへ漬けていた方。
はがれてそうではがれてない。
よくわからない。

元々のワッシャー部にはメッキが残っていたらしくてあまり黒くなっていないのと、固形物が液に入ってい なかったけどすこうし液が茶色くなっていたので、多少影響はあるようだけど。絶対不可のようではない。





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