ウオーターポンプの塗装
とOリング交換

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2020年9月17日
ついでにボルトも











ウオーターポンプです。
外したことはあるのですが、ばらしたのは初めてかも。

ボルト3本外すだけなんですけどね。
合口には専用Oリングがついていますが、それ以外のところには炭酸カルシウムっぽい白い粉がへばり付いてます。


























まず見えるほうの外側の塗装をきれいに落としました。
それと、合口の部分はワイヤーブラシで清掃。
Oリングの溝はこっち側なので、溝も清掃。





























この大きさなら、オーブンレンジに入るってことで、耐熱黒を吹いて、




































焼きました。





















合口についた部分と外観にクーラントの結晶が凸になっているので、手持ちの細やすりと#180番#2000番で面を出し ました。
































パイプ取付部分も凸になっている所があるので、上と同じようにやすりで修正。

最終的には加工跡が円周方向になるようにして、水の流れを防ぐようにしましょう。











修正が終わったら組み立て。

ハウジング間のリング
92055-1271  @410

エンジンオイル側シール
92055-1378  @250

と、SUSのM6フランジボルト長さ20㎜
6個399円
3本はここW/Pハウジングで、もう1本はシフトリンクのローレット部固定用(本当は22mm)で使用しています。





























Oリングにはグリースをつけて溝へセット
反対側の平面部にも薄くグリースを塗布。




























組上げ。

























オイルシールは取付時に入れます。


注意事項
クーラントは樹脂同士のドーナッツをばねで押して漏れを防止するメカニカルシールでエンジン側と隔離してあります。

エンジン側はここで見えている通りで、圧力がかからないのでオイルシールで漏れ止め。
サイドスタンドだといつもオイルシールが浸かっているので、滲み出しは仕方ないと考えます。

水やオイルが排出できる穴が、見えている側のOリング溝のすぐ下にあいています。

この穴にパーツクリーナをぶっかけて、(中のオイルと水が混ざってたりごみ)、を吐き出しています。
大事な部分ですので、注意しましょう。

オイルポンプは廃番です。ですけど、ほぼ同じものが供給されています。
ただし、、、
内側ハウジングの長さ、エンジン側シャフトの長さ、外ハウジング水出口がゴムパイプではなく鉄パイプになってたりしてい ます。

使えるのはオイルシール、ベアリングとメカニカルシール、ポンプブレード等となりますが、ブレードは圧入、メカニカル シールは接着で、現在は手を出せません。

逆に出口側を金属パイプにして、エンジン側の軸長さが合うようならそれも手です。











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