フォークと
リアサスペンション外し

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2021年04月25日
分解方向も終わりに近づいてきました。


久しぶり(20年?)にリヤサスのメンテをします。
シートレールがなくて、バッテリーホルダーがない状態。
このタイミングしかない。

 

リヤサスペンションのリンクは
ボルト側17mm、ナット側19mm対辺のソケットで外していきます。

 

ラチェットレンチで回るかと思ったらきつい。
で、電動インパクトレンチで数発。
15V3Aに定電圧電源をセットして外してます。
ボルト頭が17mm、ナットが19mm

 
リンクの車体側は長いボルトで、リンクロッドも回り止めナットを使用していることからボルト頭が回ってしまうことがある ので、
レンチをかまして回すこともありました。



スイングアームシャフトのボルト頭とナットは共に対辺22mm
 

 
レンチを回り止めに置いて
電動レンチを10発以上でやっと緩みました。
ショックも対辺17mm+19mm
アームとの隙間が狭いので正しく外す順序がわかってません。
緩めたところでタイヤを外して、リヤサスもばらばらに。


手が届かない場所は錆とホコリで汚いですわ。


今度はフロントフォークを外します。
ハンドルを外して
トップブリッジ側だけボルトを緩めて
キャップを緩めておきます。
これをしておかないと後でキャップを外せなくなって戻すことも。
 

緩めたら、今度はフロントアクスルシャフトを抜きます。

 
私のGPXはちゃんと左側ボルト頭にしてありますので
ナットは正面から見て右側。なので、左ロックボルトは緩めないで、右側だけ緩めてアクスルナットを抜きます。
 
六角穴は12mm六角軸を必要とします。
今は車のATFを交換するために購入した12mmの六角軸のソケットを持っていますが、
今回は以前見つけたレンチをぶった切って作った、六角棒を12mmソケットに差して外しています。


前後サス無しで宙づり状態になってます。


 
フォークオイルを抜いたら、きったない。
こりゃ中をもう少しきれいにしておいたほうがよろしいか。

家の中をあさっていたら、出てきた、使いかけのエンジンオイルがあったので、
フォークオイルの代わりに入れて、ピストンさせてスラッジを排出。
 
スプリングはA6のに変えていたんですねえ。戻してなかったんだ。
外形が小さいので、フォークの内壁をこすっているんですが、
今回は見逃します。


ここまで来たんだから、ステアリングのところまで。
ロックナットでしたっけ?27mmを外して
ステムナットをフックレンチで緩める。
 
45-52mmのものを購入したけれど、もう一回り小さくても大丈夫。

 
落とさないようにステムを抜いて、、、ベアリング確認と、錆の状態を確認。

トップブリッジにはステム穴にOリングが入っていたのでなくさないように戻す。
 
右側はテーパーベアリングを受けている打ち込みレース部分。
譲ってもらった時からこのくらいは後がついていたと思われ、、
で、確認終了戻してしまいました。

突然写真が変わって、リヤショックのオイルを抜いているところです。

見た目きれいで途中から抜くんじゃなかったと思い始めてしまいました。

ばらし部品一覧。



ついでにヘッドカバーをあけて、、、


スタッドボルトのトルクを確認
カムチェーンのところは入りませんでしたが、他は規定トルク。3.7㎏-m

最後にタペット隙間調整

in側0.11
ex側0.14

タイミングも元へ戻します。


以前、スプリングピンを削って遅い方向へずらしていたのですが、

左回しいっぱいで取り付け直し。



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