マフラーもやってみま す。
その1

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2021年08月14日
マフラーもばらしてみます。

ドリルで頭を飛ばした後
ポンチと金槌を使って埋まっている軸と裏のコブをマフラーの内側へ落してしまいます。



マフラー出口をハンマーでたたいて外したら、
パンチングメタルの円筒と、その外側に巻いてあるガラス繊維の消音材が引っ張り出せました。



残念ながら、マフラー入り口のアルミダイキャストのほうは
たたこうがどうしても外れず、リベットを落としただけになってしまっています。
ドーナッツ消音材は出口側に入ってました。
ここでは外していませんが、入り口側にもすすで真っ黒なドーナッツが入っていました。
中に落としたリベットのはしくれもこの時までに回収廃棄できています。
ガラスウールは入り口側がカーボンだらけとともに
ガラス繊維自体も入口から1/3くらいまでは排気圧力で吹き飛んで薄くなってました。

マフラー入り口から集合のところまでのパイプはメッキがよく残っていたので、
EXパイプのように塗装するのはやめて。


その代わり、
いいもの見つけたんです。
耐熱塗料のクリヤー
クリヤーでっせ。


ただし、


予備乾燥が180度以上30分
本乾燥が200度で3時間だそうで。


パーツクリーナーとシリコンリムーバーで清掃した後に
耐熱クリヤーを塗布。

150度くらいで軽く乾燥させた後、

EXパイプと同じようにアルミホイルで外周を覆って熱をかけます。


面倒くさかったので、
30分の後すぐに200度まで温度を上げて、
2時間半乾燥させました。



まあ焦るとアルミが引っ付くと。


片方の温度が高くなるのも原因だと思います。



マフラーに突っ込んでみたところ。


左に入り口側のドーナッツが見えてますね。


マフラー固定用の釣り穴部品を落としてしまいます。
元々バンドで固定してあった関係から使用していなかったんですよね。
で、
今回取ってしまおうと。
切断砥石で根元から落とします。



まだ5mmほど出っ張ってます。



厚手の砥石に変えて、円周を使用するのではなく
側面を利用して平削りしていきます。


こんなもんかな。
削ったところをタイヤ側にして見えなくする予定。



ナサートのロゴが上を向いてしまうので、削り落としてしまいました。
後でステッカー購入します。

120番のやすりはこういうアルミのところだと粗すぎですね。


錆でぶつぶつ盛り上がったところも舐めておしまい。



入り口側のアルミカラー
液体さび落としを直塗りしてワイヤーブラシで磨いて、
耐熱クリヤー塗装。



後はパイプと同じように熱をかけましたが、入り口だけあったかくなればいいので
途中はパス。

中にカーボンが残っているので
部屋の中で熱を入れたら、ちょうど石油ストーブの不燃焼状態のようになってしまい、
カーボンが吐き出されてくっさいこと。
昔のディーゼル車の黒煙と同じ。(見えてはいないんですけどね。)
部屋中に細かいカーボンをまき散らされてしまって
鼻がムズムズ。体に悪いことになってしまいました。
掃除機で可能なところは吸って、窓全開で扇風機をつけて空気の入れ替え。イヤイヤ。


外した排気出口
鉄にメッキ、が半分サビてます。
ワイヤーブラシで落としてこれ。



つけ置き4日目くらいでこれ。



パンチングパイプとともにつけ置きをしていました。



亜鉛メッキ鏡面仕上げのスプレーを塗って、
オーブンで30分焼きを入れて、

側面の黒いブチブチは錆を取ったら開いてしまった”穴”

そのあと耐熱クリヤを吹いてもう一回オーブンで200度30分



中側はもっとサビてました。



パンチングメタルのパイプ。

このごろ気に入った、キャブクリーナーで油落とし。



錆取りで安かったので購入したラスト(錆)リムーバー



ひっくりかえしながら半分ずつ
だいぶ錆が落ちたところなんです。
真ん中の赤さびが水洗いして、ひっくりかえして液に浸からなかったところ



内面のサビはどう取ろうかと。
粗めの台所用スポンジの両端に針金をつないで、
ごしごし。



どべー

ここまでしても、きつい錆が取れなかったので、
ワイヤーブラシの軸を木の端材で延長して磨きなおしをしています。

赤さびが出る前にヒーターで水を飛ばして、



さっさと耐熱塗料黒(あまり)をスプレー。



後は200度30分焼きを入れて終了。



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