ならないホーンを
鳴らせよう。

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2021年10月19日-21日
鳴らなきゃ車検に通らない。

まずは回路図をチェック。



真ん中下の丸にプラスがホーン2個
左右ホーンが引き回し直後にすぐつながっているわけではなく
メインハーネスに入ってからつながっています。



なので、片側ごとに2本ビニールテープ巻きしてあるのを
はがして、べとべとをパーツクリーナーでとったところ。
左側はラジエターファンのSW込みで
3本引いてありました。



右側は2本だけ。



ただし、サーモスタットボディーから、
水温センサーと、FGの2本の線が追加になってます。



んで、
改めて配線図を見る、、、と
ホーンからの引き回しは、ピンク線からホーンを通って、
青線がコネクタを通って左ハンドルスイッチUにぐるっと回り、
ホーンボタンを越えて、黄色い線をたどると、
水温センサの隣の二重丸まで行っている。





これ。
むむむむ



車体で確認すると、サーモスタットのボディーにねじ止め。
ボディーを浮かせて他へつながっているわけじゃなく、
しっかりとパイプフレームへ固定しています。
なので丸端の意味の二重丸。
ここからの記述は無視していいです。

上の配線図でファンのフレームはクーリングファンのグラウンド線に
つながって、BK/Yは最終的にバッテリーマイナスへ行ってます。
この線のBK/Yには後ろのライト一式、
スターター信号線
フロントヘッドライト、ウインカー
という強力なラインでした。

メーターUのアースは、
タコメーター、水温計、燃料計のメーター類と警告灯とバックライトと、
左SWボックスのHiLo、ウインカーが<単独>で、
シート前左フレームアースのところで落ちていました。



じゃあ、っと
ホーンの青黒とサーモスタットの丸端を
ホーンSWで動くかを見たのがこの写真。
しっかり通電できました。




交換したホーンが鳴らなかったのは
両方で5Aから8Aに消費電流が増加することになったから。
右が今までの直接ホーンボタンを5A通して鳴らしていた図。

それを、今までの線を信号線に使ってバッテリーからの追加電線から
直接ホーンへ電気を流すための追加回路。

元々、追加の電線はヘッドライトSWにリレーを入れていた時に通した
追加電線です。

ここから分岐させてホーンも生の電気を流しちゃおうという作戦。

(まあ、実際には作業しながら、ちゃんと端子あっているか確認した後
まとめでこの絵を描いているんですけどね。
この絵がありて、引き回したなんてことはないです。)



この写真は以前載せているものの再掲載。
プラウドホーンの音が効きたい人は
ミツ バサンコーワ



リレーは防水で、コネクターがついていて、
自分でカシメができるもので
平型端子のものを選 択
高かったけれどまあいいかと。



この端子、どっちが入力側か出力側かすら書いてない。
んで、抵抗がある方が入力側。
こっちへホーンの線をつなげるようにすればOK



リレーからホーンの間をつなぐためのケーブル。
これも20年くらい前のものかなあ?
ヘッドライトまでの追加線はこのハーネスで作りましたもん。



平形端子オスメス。
20個各300円



収縮チューブφ10mm(200円)とΦ20mm(500円)
15mmも欲しかったけれどありませんでした。
結局20mmの方は出番がない。



二つのホーンからの2本のケーブルをまとめて、一本にしてます。
本当は1本あれば入力なんかは問題ないのですが、
フリーのケーブル端が残っているのは嫌です。



ホーン側まで1.25sqをもってきてます。
途中は内径6mmの塩ビチューブで。



名が通っているデンカの絶縁チューブ
チューブと端子カバーを通してから平形端子をカシメてます。



右も同じ。



左側にはホーン用ケーブルとラジエターファンケーブルがあるので、
ラジエターファンスイッチ用ケーブルが1本だけ残ってしまう。
ので、そのままだと心もとない。
で、熱収縮チューブをかぶせた後、ギボシ端子のメスをカシメる。




メインケーブルからホーンやサーモスタット向け配線が生えているので結局
メインケーブルをメーターユニットコネクタから切り離し、エンジン側へ引き抜いて作業をします。
左下はさっきのラジエターファン用ケーブル。
少し上から生えている被覆なしのが、サーモスタット向け2本。
その下は、ホーン向け純正2本をまとめたもの。



左側引き回しをちゃんと配線。
したら、ラジエタースイッチむけケーブルが余ったので、
車体側で長さ調整。



右側も引き直して束線バンドで位置決め。



リレー入力側に純正ホーンをつないでいます。
その右側のオス平端子はこれから12V電源ラインにつなげるところ。
一カ所リレーが開いているところへこれからマイナス向けハーネスと端子を作ってつなげます。
メインハーネスの上に乗っかっていてテープでメインハーネスに巻いてあるのが
既設していたヘッドライト向けハーネス。
ここからホーンへの電源を分岐させる。




一旦切って端子を入れて分岐する気でいたんですけれど、
追加電源ハーネスの被覆だけを剥いて平形端子をカシメてしまえば
オス端子をつなげることで分岐できることに気が付いてやってみました。



うまいことできました。
これで、ホーン向けに12V用のオス端子と、
マイナス向けオス端子の2本を作ればリレーの出力向けへつなげられる。



作ってつないで、つなげてしなったところ。



完成です。
しっかりホーンが鳴りました。



わかりずらいですが引き回し写真にケーブルを書いてみました。

左端の上下いっぱいまで書いてある青赤の線が既設の電源ライン。
途中から下右方向へUの字に回っているのが分岐した電源。
一本はさっきのオス端子に入って直接ホーンへつなげています。
残りがホーンへ入ってからホーンへ向かっています。
その出力を制御しているのがメインケーブルから下方向へ降りてきて、
Uターンしてリレー制御コネクタへ入っている黄色と緑の線で書いている
純正ホーンのケーブルです。


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