リヤカウルの調整と
フロント調整と組上げ

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2021年10月23日-26日
カウルを外観完成まで。

リヤカウルを組んだ時に放置していたところから。


ウインカーの左右をつけ間違えていたのを直す。



つっても左右のユニットごと
ナットを外して左右交換するだけ。



後カウルを固定している樹脂がもげていました。
ここのねじはブラインドカシメのネジで、緩くなってナットが回ってしまっていて、
前回ナットが回らないようにプライヤーでナット外周をつかみながらつけていました。

今回外そうと思ったら、ねじが途中から回らない。
ナット回りだけでなく、ねじ山が崩れてしまってやっとこさ外したんですが、
その時に後カウルをひねってしまって、1/4周かけ飛んでしまいました。

ナットはタップを切りなおして、瞬間接着剤を隙間に流して、
回り止めとネジ再生はできていました。
で、残りの樹脂欠けをどうしようか。



裏側に金属ワッシャーをゴム糊でつけることにしました。
奥は壊れていないほう。
手前が座金をベースに欠けた樹脂を載せて形を作った右側です。
シート下のカバーの保持方法は、後カウルのところはゴムカラーに入れているだけなので、
浮こうが段差はできない。

元々の樹脂のねじ止めしているところは、ブラインドナットの表面から出っ張っている
1㎜分だけ落とし込んでありました。
設計上はそうしないとナットの出っ張り分を処理しきれないので
仕方がないのですが、
これが逆に円周で逃げているから、後カウルが前後に動かす必要が出てくると、
この逃げ段差に引っかかってくる。
余裕がないんですよね。



ここはシートロックのフックが自由回転で来るために円弧上に板金を逃がしているところ。
板金から後(右)に伸びた先はシートロックキーにつながっています。
白いPOMかなんかでスライドと抜け止めを兼用しているのですが、
棒と樹脂は前後無しで作っているのはいいのですが、
抜けて引っかかってしまうのはご存じの通り。
抜け止めで外れ防止の棒を抜け側につけているのですが、
これがまた邪魔をする。
ないと、フックから外れてしまう。
あると数十回は大丈夫。
でも樹脂がけずれてきて動きが渋くなる。

んで、今回外れ止めに合うようにビニールテープを棒に巻きました。
これをすることで、樹脂の外れ方向への移動を規制できます。



上のシートロックを外すためのシリンダーキーです。
2段目の写真の右側についているナット2本で
上下左右いかようにも位置を動かせます。
このキーが止まっている、L字板金を曲げても位置変更できます。

3段目の写真がシリンダー位置と後カウルを合わせたところ。


フロントカウルに固定されるヘッドライトとウインカーハーネス。
に、ヘッドライトリレーをかませてあります。



HiLo二つを合わせて、ビニールテープ巻き。
右ウインカーのハーネスを剥いてみたら、でろでろだったので、
巻き直しておきました。



右:白コネクタ
左:緑コネクタ
左へ伸びているハーネスも分岐のところまで巻き直し。




清掃済みのリザーバータンク。
とかバートキャップと
オイルフィルター交換時に使用するOリング



余っていたのと、輪ゴムだと耐久性がないので
流用で使っちゃいました。
ちょっと強い。


カウルの適当ペイント


タッチアップペイント金とクリア、
ペイントマーカー黒、
車用上塗り水性塗料が余っていたので
遠目には目立たなくなるようにカウルにペイントしておきます。



黒と金色は塗ってあります。
黒はざらざらでした。



塗った上から水性クリアを筆で上塗り。
遠くからだとわからないですって。



左右カウルとも同じ場所が削れている。
今回はここまで。


組み立てしていきます。



ウインカー取りつけ雄ネジもダイスでさらっています。




事前準備で、ねじ類を再生したことで
ねじ部にも当然塗料が回っている。
ボルトは太く、ナットは小さくなってました。



面倒くさいのと塗装したところが剥がれて嫌なんですけれど
仕方がありません。
タップとダイスセットの出番です。



ウインカーとリザーバタンク取付。




ヘッドライトをつけたら、どうも外周の隙間が広い。



ヘッドライトアンダーカバーを載せてみると、3mm位開いてしまう。



現物で確認。



しゃあない。
カウルをつけるとタンクとかに当たって広がるので、
反対にヘッドライトのところは狭くなる。
このくらいならよしとしましょう。



メーターボックスも右へずれてる。
ちょっとだけねじっておくか。




カウルとホーンも干渉していたので、
座金をかませて変形穴のホーン板金を挟むようにしてホーンを内側(元の位置)へ、
ハーネスもすこうしいじる。



ヘッドライトウインカーのハーネス引き回しも
外した時の写真を引っ張り出して取り付け。



ヘッドライト下のカウル取付ボルト位置とこれじゃ干渉していますね。
つける前に見直します。



スクリーンの取り付け



ナット(190円)ゴムナット(210円)はまだ購入できます。



モノタロウを覗いていたら、
キタコと本家で出ています。
WELL NUT C-550
各5個入りと3個入り
純正ナンバーよりはどちらも安くなっていました。






ワッシャーとすくりーんの間って微妙に隙間が開いていますよね。
なので、表からねじを締めていくと、スクリーンがゆがんでくる。
ゆがまない程度にはめておくとナットが脱落することに。
で今回、このウレタンワッシャーを購入して、隙間をなくすことを考えました。

へこんだところに入るよう、一枚は外径をはさみで8-9mmになるように切って小さくしてます。
もう一枚はそのまま。
一カ所に加工1枚、そのまま1枚をスクリーンと取付面の間に挟み込みねじ止め。



左上:ボルトも透明にしてみようかと購入ポリカーボネート製10個279円
右上:純正の厚さ違いPOM製黒 50個889円
下:Wナットで外れるのを防げるかなあとポリカーボネート製10個169円
今考えると、本来の黒ナット内面に回り止め目的で
ゴム接着剤をほんの少し塗っておくのもいいかも。



右から
ボルト頭
樹脂座金
スクリーン
ウレタンワッシャー
加工ウレタンワッシャー
純正ナット
(ポリカナット)



取り付けたスクリーン



黒ワッシャーが2枚に見えてますけれど、
スクリーンに映っている鏡像です。




スクリーン上にゴムトリムをのっけて、
左右インナーカウルを取り付け。



完成。
車体につけるときはスクリーンとインナーカウルは外さないとつけられませんけどね。
けど持つと重い約5kgfでした。


A10のスクリーントリムを取り付け



900Rのスクリーンのほうがグニューっとなっていて周囲が長いと判断して
購入してみました。
三桁ですから遊ぶにはいいでしょ。

53044-1177の純正トリムは出ません。
両端はGPX750Rの純正番号。
14025-1756



届いて比較したら、150mm位長い。
幅広ホチキスが間隔を置いて連なっているので、
はさみで切れる場所が切断場所です。
トリムを取り付けて切っていますので長さは測っていません。



トリムの端はキャップを先に取り付けて
グシュっと入れ込むだけ。



前から見て左側



搭乗状態で見たところ
ちゃんと端部が落としてありました。



取付全体。
問題なし。
いい仕事してますねwww


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