キャブを取りやすくする 為
エアクリーナーボックス改造その2

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2021年09月03日
以前改造がうまくいかなかったのでリベンジです。

前回
車体のフレームをよける方法が少なかったのと
エアクリーナー自体の加工をしたにもかかわらず
キャブを入れることができずに中断していた。

そのリベンジです。
まずはクリーナボックスへの追加工を拡大です。
ヒートガンを利用して付属品のスクレーパーを熱します。



樹脂がとろけてくるので、スクレーパーで抑え込んで高さを減らしていきます。



カッターを使って溶けかすを切り取ります。



エアクリーナーはろ紙のところはそのまま使用する前提で
適当な大きさのエアクリーナーを選択。
これは幅はちょうどよかったのですが、、



厚さがあって残念なことに横向きにしか入らない。



下から吸って上へ吐くことに。
微妙な大きさでした。でこれを使うのはやめ。再購入します。



買ったのは、ヤマハ純正JOG用\870



外形を切り落とせば寸法的には厚さはOK
幅と高さはもう少しあってもよかった。



と、
ヤマハリプレース品\779



購入した理由はそれほどないんですけれど、
他の部品合わせて合計部品代3500円を超えさせて、送料をタダにしたかったのと
小さければ2個使おうと思ってました。



実際には1個しか使用しなかったのですが、
純正の樹脂はガラス繊維強化。リプレースはガラス入っててもわずかで柔らかい。
ので加工を考えてリプレースのものを選択してカットしていきます。



こんな感じか?
左右が広いので、ねじ止めを考慮して樹脂残りを10mmまで追加工してます。



クリーナーボックスのほうも左右が山になっているので、
そこも追加工でフラットになるように。



ねじ用ボスがあるので、追加金属製のふたが入り込むように樹脂を溶かして切れ込みを入れます。



これで外周高さと切れ込みを同じ高さに設定できました。




金属板はアルミ製の厚さ0.3mmの平板をチョイス\399
カッターでフィルター穴を開けられる。
外周をたたいて曲げられる。
厚さは感で、決めてます。
切ってみるとちょうどよかったかな。



右側直線をカッターで切って、
曲切りは台所鋏



穴はカッターで何回か押さえ切りすれば大丈夫。
ボス2カ所は曲げた後アルミで当っているところをカット。



つらつら考えて、クリーナーは外側へ残したリブがあるようにして、
正面側から樹脂にねじ止めします。



横からフィルターを見たところ。



外周のアルミをたたいて曲げて、
穴を開けつつ固定できるドリルねじを使用。m3.5



外周は樹脂面にうまくなじむように、たたいてたたいて曲げながら作って、
ドリルねじで締結



たたいた後がすごいですね。
破断したところも2カ所ほど。



目いっぱいねじで結合。



#4キャブ側から覗いたところ
インレットダクトには当たっていません。


#1キャブ側から覗いたところ
インレットダクトには当たっていません。




いったんねじを抜いて締めこみで盛り上がった樹脂をカットしておきます。
で、



小ねじに変更してナット締めします。
小ねじは、なべ頭にスプリングワッシャーと標準座金が組み込んであるもの。
ナットはゆるみ止めにナイロン製カラーが組み込んであるもの。
ナットの下には内歯座金(外歯は外径が小さいのでパス)



3.5mmのドリルねじにしたのは穴径とネジとのガタを極力小さくしたかったから。
回り止めナットはねじ外形よりも小さいのでここから先は工具で締めこんでいきます。



ナットの手配が24個だったので8本+フィルター止め10個は
ドリルねじが残ってます。



ねじ止め完成。




アルミと樹脂との隙間をコーキング材で埋めていきます。
手持ちのお風呂用黒。



写真でとるとずいぶん明るいですけれど、
もう少し黒いです。



仕上がりが汚い。
これがキャブに吸われるのが嫌だったので外接着です。
仕方がありません。



車体にエアクリーナを入れて、
キャブを入れてみた。
ダクトが入っていてもグズグズに変形させなくても
着脱可能になりました。



エアクリーナの上には左右をつなぐフレームが通っている、ところに
今はベルトをかけてある。
そのためにすこうし逃げが抑えられているので
これからも外すのには苦労しないでしょう。
前回改造をしたのが去年8月から9月
やっと終了!!!



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